旅から始まる僕のスロービジネス~失業旅行外伝~

当ブログの本編「失業旅行~フィリピンラウンドトリップノート~」 

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長い旅から戻ってきた僕は・4

こんにちは。

またまたタイトルを少しイジッてみました。

これでしばらくは落ち着くと思います!


先日、エアコン要らずの夏にする、というような事を言いましたが撤回します。(笑)

暑すぎです!

では、続きをどうぞ。



             ・      ・      ・



「お前が独身なら、好きな事を好きなだけすればいい。だけど既に所帯を持つ1人の大人として、今の状況をどう思っているのか、お前の気持ちを確認しておきたい。」


両親と既に死別している僕にとって、親代わりに近い立場の歳の離れた兄からでした。


その問い質しは、僕の不安な気持ちの核心をズバリと突くものでした。

「大丈夫だよ、ちゃんと考えてるから。」

返事もそこそこに受話器を置く僕。

質問に対して何一つ答えていませんでした。


長い旅から帰ってきたからと言って、また新たに仕事先を探して就職する、それでは単なる長いリフレッシュ休暇を取ったに過ぎないんじゃないか・・・。

そうなる事を意図的に避けるために、僕は次の仕事を決める事なく旅立ったのではなかったのか?


帰国してからずっと心の中でモヤモヤしていた僕の思いです。


受話器を置いたすぐ後に、不意にある考えが浮かびました。

“難しく考えるのは止めて、今、出来る事から始めてみよう”

悩んだり考えているだけでは、何もしない事と同じだ、と。


今の自分に出来る事から始める、そう思うとフッと心が軽くなりました。

仕事を辞める事から始めた僕は、旅から帰ってきた後、始める事から始めることにしたのです。

今から思うと、兄からの電話が背中を押してくれたようなものでした。


さて、始めるといってもいったい何から・・・。

その答えは日記の中にありました。





長い旅から戻ってきた僕は・3

こんにちは。

少しタイトルを変えてみました。

何だか仰々しくてしっくりこなかったもので。

今後も気軽に変えてしまう可能性大ですので、あまりお気になさらぬ様!


それから昨日、タワー型の扇風機を購入しました。

スペースも取らずスッキリしていて大満足しております。

エアコンは要らないんじゃないか?

そんな気がしてきました。



          ・      ・      ・



旅での出来事をブログの記事としてまとめる時、克明な記録とも言うべき僕の日記はとても役に立ちました。

人はすばらしい経験をしても、その時の感情自体は憶えていても細かい状況や前後の繋がりは忘れてしまうようです。

そういう意味で僕にとって日記を読み返すという行為は、旅をもう一度、味わう事でした。


そのような作業は僕の中で、ある意味現実から逃げ出す事だったと言えるかもしれません。

この先どうやって身を起てていくのか、その事が自分自身うまくイメージ出来なかったのです。


だけど、日記にはその当時(旅の最中)に思った事、感じた事が素直に綴られていました。

あれもしたい、これもやってみたい、こんな事が出来たらいいな・・・などなど。

改めて読んでみると、今の自分に果たしてそんな事を実現していく事が可能なのか、

ファンタジーなのではないか、

そういうモヤモヤした思いが、頭の中をぐるぐると駆け巡っていました。


そんな時、電話が鳴りました。

僕の行く末を心配する肉親からでした。


帰国して、既にひと月以上の月日が過ぎていました。




長い旅から戻ってきた僕は・2

みなさん、こんにちは!

今日は暑いですね。

珍しいとよく言われますが、暑いのが大好きな僕にとっては、このムシムシ具合もなかなか快適だったりするのです。

エアコンは点けずに、敢えて新しく扇風機を買おうかと真剣に悩んでおります。

後はカミさん次第・・・。


さて、僕がブログの記事をまとめようと思い立った理由の内の1つとして、長い旅の最中どう過ごしていたのかを友達に説明する為、という事があります。


新婚生活にも随分慣れた新米夫婦の僕達が2人して同時に無職となり旅に出る、この事を周りのみんなに宣言した時は、様々な反応がありました。

基本的には心配しながらも応援してくれる、といったような暖かいお言葉をたくさん頂いたのを覚えています。


フラ~ッと散歩から帰ってくるように帰国した僕達は、特に意欲的に就職活動をするわけでもなく、たんたんとした日本での日常に戻る事になりました。

僕達が帰国した事を知った友人たちに、何か1度で旅での出来事を伝える事は出来ないだろうか、そこでブログへとたどり着いたわけです。


この“書く”という作業は、いつしか自分の為に行われていくようになりました。

旅の興奮を沈静化させ、自分自身を客観視できるようになると、旅での出来事が何か意味のあるメッセージのように思えてきたのです。


よくガイドブックにあるような単なる体験談にはしたくない。

そんな事を思いながら、100円ショップで買った大学ノートにせっせと書き込む毎日が始まりました。


長い旅から戻ってきた僕は・1

現在公開している僕のブログ(失業旅行)では、旅のメインとも言うべきフィリピン滞在の事をアップしているのですが、

フィリピンを去った後、僕とカミさんは台湾、沖縄へと旅を続けます。


自分でも “この旅を終える時は、どんな気持ちで、どんな状況なのだろう” と思っていました。

始まりも終わりも自分で決める、と言って海外に行ってしまった訳ですから。


那覇の街中をブラブラ歩いている時、“もう、そろそろ帰ろうか”と僕はカミさんにポロッと言い、

カミさんも“そうね”と返事をします。


自分でも意外な事に、長かった旅のピリオドはこの様に本当にあっさりと決まったのでした。

近所の居酒屋から自宅へ帰ろうと持ちかける時ぐらいの“軽さ”です。


僕達はその足で航空券を買いに行き、翌日にはさっさと東京へ帰ってきました。

帰ってきたからといって“仕事を見つけて即就職をする”という気にはなれませんでした。

楽しかった旅の高揚感と同じぐらい、何だか心にポッカリと穴が開いてしまったような空虚な気持ちも感じるのです。

僕には長い旅の間での出来事を整理する時間が必要なのではないか、そう思うようになっていました。


そうして僕は、旅の最中にびっしりと書き続けた日記帳を取り出し、ポツポツとブログの記事をまとめ始めました。


今から思えば、ブログの記事を書くという事が、それ以降の僕を大きく変えたような気がするのです。



失業旅行外伝、スタートします

  こんにちは!

“失業旅行~フィリピンラウンドトリップ~”のブログオーナーのテツです。


さて、「失業旅行」から帰ってきた僕達は、何を思い、日々をどのように過ごしているのか。何をしようとしているのか。

そんな僕の思いを少しずつお伝えできたらなと、このブログを始めました。


本編ともいうべき、「失業旅行」と平行して進む形となりますが、それとはまた違って、僕自身リラックスしてこのブログに臨みたい、と思っています。


ゆるゆるとお付き合い下さい!



僕が金銭的なリスクを負うことなく、自分のネットショップを開くに至ったそれまでの過程を、ありのままお伝えしようと思っています。


ノウハウではなくストーリーです。

まだるっこしいと思われる方はイライラするかも知れませんね(笑)。


では、よろしくお願いします!